図入れと裁断について
前回の続きです。今回も講習会の準備で、図入れと裁断をしました。
一着分の裁断を行う場合の図入れは生地巾が157cmとすると生地の表側を中側にして半分に畳み78.5cm巾で、生地の縦地の目に合わせてパターンを効率良く置きます。マーキングとも言います。
図入れが完了したら裁断に入りまが、この生地はペンシル・ストライプのため2枚一緒に裁断すると上下のストライプがズレてしまいます。
そこで上側の一枚を先に裁断し、その上側ストライプに下側のストライプを合わせ裁断します。
生地の巾が157cmでもストライプの巾は異なる場合があるので、テーラード・ジャケットの左右が対照になるよう強制的に合わせます。チェック柄の場合もこの方法で左右身頃を合わせます。
裁断後は合印や必要な箇所へ左右身頃を重ねた状態で切り躾を打つことで対照にします。
それではまた次回!
クリックして頂けると私のやる気がアップします。
フル工程テキスト本編4冊、アイテム毎の短編テキスト(パターン解説のみ)、好評発売中。
コメントを残す